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聚楽壁も珪藻土でお色直し

キッチンの珪藻土DIYからほぼ一年、隣の和室もお色直しです。

建てられた当時から20数年たって、土色の聚楽壁も色が濃くなり部屋の色のトーンが暗くなりました。

そこで一念発起で、再度がんばります。

前回のキッチンと玄関回りと同じ珪藻土エコクィーンの粉末タイプを使用しました。

横田満康建築研究所で壁塗りの準備作業からの実技練習を大谷さんにしこんで頂いたのに、一年経てば「あれ下塗りの後何日乾かすの?」と初歩の質問が出てきます。

前回同様シーラー塗り、下地塗と珪藻土を重ねていきます。色は同じ色のエコクィーンのNSR-4です。

材料を発注して頂き、大きな撹拌機や珪藻土の作業にいる道具一式を横田建築さんでお借りしました。

10畳と6畳床の間付きの二間です。和室らしい鴨居やら梁があり、事前に色あせた木部も水性のステインでウォールナット色に仕上げてあります。そこまでの準備に1か月半掛かっています。

聚楽壁の土色から灰汁が出てくることもあるので下地塗の段階で慎重になります。

部屋の荷物は中央に集められているので脚立を置いて、ぎりぎりのスペースで仕事を進めること2週間、でも10月の台風や長雨にたたられ乾燥が十分に進みません。ここでもほぼ工程に4週間かかってしましました。

床の間のこのスペースは父親のお手製の仏間です。

色が暗くなりがちな場所がお色直しで明るくなり、後ろの屏風も「和紙の柿本」で購入した和紙を手作業で張り替えました。紺色と金箔の上品な色調がマッチしています。

少し灰汁の黄っぽい色が出たところは2度塗りをしています。でも以前の色と比べるとホンとお色直しのようですね。

和室には長年使われていなかった掘りごたつを

出してきました。たたみも

置き畳でくつろげる間です。


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